介護をされている方へ
食事についてお悩みはありませんか。
- 食欲がなく、やせてきている
- 食事の際にむせこみがあり、上手く食べられない
- バランスの良い食事について知りたい
- 医師から食事制限の指示を受けたが、実際に何を食べたら良いかわからない
このようなお悩みは、生活活動の低下や、消化機能の低下、また生活環境要因などが原因でおこっていることが多くあります。食事の悩みが続くと、日常生活自立度の低下、寝たきり状態が続き、褥瘡(床ずれ)ができやすく治りにくいなどの問題が生じます。また脱水症状を起こしやすくもなります。
食事環境改善の工夫
- 食べたい時に少しずつ食べられるよう、準備しましょう。
- 食事が楽しくなる雰囲気作りを心がけましょう。
- バランスを考え、肉・魚・卵・大豆製品などたんぱく質を毎日食べましょう。
- 栄養素・カロリーが補給できる栄養補助食品(流動食)を上手に使いましょう。
介護食品のすすめ
平野薬局では、介護食品の取り扱いを行っておりますのでお気軽にご相談ください。
こんな介護食品があります!
- ・濃厚流動食品
- 少量でエネルギー・タンパク質・ビタミン・ミネラルなどがバランス良く摂取できます。食べきれる少量の食事と組み合わせることで、栄養不足を補います。ドリンクタイプ・ゼリー・ムースのように形状が豊富で、多くの種類の中から好みの味を飽きの来ないよう選ぶことができます。
- ・とろみ調整食品
- 「とろみ付け」と言うと片栗粉を使うのが一般的でしたが、加熱しなければとろみが付かないのが不便な点です。
とろみ調整食品は、冷たくても熱くても食品の温度に関係なく、簡単にとろみ付けができ大変便利です。
デンプンや天然の植物から抽出された成分が原料なので、安心して使えます。
注意:食べる方によって適切なとろみの強さが異なります。とろみを強くつけすぎた物を食べると、のどに詰まる恐れがあります。専門の医師・歯科医師・管理栄養士などにご相談の上、適切に使用してください。
- ・低たんぱく食調整食品(たんぱく調整米・でんぷん米)
- 慢性腎不全・高カリウム血症などカリウム制限が必要な場合は「低たんぱく食」を行うことが基本です。
食事中のたんぱく質量が多くなれば、カリウム量も多くなります。つまりたんぱく質制限をするとおのずとカリウム制限になります。
たんぱく質はご飯・パン・麺類などの主食にも多く含まれており、減量の難しい品目でもあります。主食を低たんぱく食調整食品に置き換えると、主食の量は減らさずにたんぱく質だけを節約することができ、節約したたんぱく質をおかずに回すことできます。一般的なお米のように炊飯器で炊きあげる生米の物から、炊きあげて1食分ずつにパックされた物があります。たんぱく質や食事量により選ぶことが出来ます。このほか、低たんぱくのパン・おもち・麺類なども販売されています。
介護用品支給券の取り扱いについて
今治市では、在宅にて、満65歳以上のねたきり又は重度の認知症の方(要介護4・5程度)を常時介護している方に対しておむつ、尿とりパッドなどの購入に利用できる受領書を支給しています。(※世帯の市民税課税状況により金額が異なります。)
平野薬局では、この介護用品支給券を取り扱っております。介護用品の相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。
- 【対象商品例】
- 紙おむつ(介護用紙おむつ、尿取りパッド)、ドライシャンプー、清拭剤(介護用使い捨てぬれタオル、からだ拭き、おしり拭き)、使い捨て手袋(プラスチックグローブ、薄手の使い捨て手袋、おむつ交換用手袋)
※いずれも介護用品、衛生用品、医療用品として販売されているものに限ります。対象外商品もありますので、詳しくはお問い合わせください。
参考)
■介護申請の流れ
■詳しくは、今治市役所ホームページへ