セルフメディケーション
「自分の健康は自分で守る!」
セルフメディケーションのパートナーとして活用してください。
セルフメディケーションとは
「自分の健康は自分で守る」という考え方
セルフメディケーションとは、健康や医療に関する情報、知識を使って、健康管理や軽い病気、けがの手当てを自らの判断で行う考えをいいます。
これを実践するポイントは3つあります。
- 1)食事、運動、睡眠など生活習慣の改善を図ること。
- 2)血圧、体重などの定期チェックや健康診断によって自分自身の体を正しく知ること。
- 3)症状によって適切な対処法を選ぶこと。
対処法には、一般用医薬品(市販薬)を使って症状を和らげたり、必要に応じて病院、薬局などを上手に使い分け、ケアすることも含まれます。
平野屋薬局でHbA1cの測定が行えます!
皆さまのセルフメディケーションをサポートするため、今治駅前の平野屋薬局ではHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)測定機を導入しました。
<HbA1cとは?>
赤血球のたんぱく質の一種であるヘモグロビンが血液中のブドウ糖と結合したものの一部分をいいます。このHbA1cの値が高いと、血液中でたくさんのブドウ糖がヘモグロビンと結合しているということになります。(基準範囲 4.6%~6.2%)
HbA1c値は過去1~2か月の血糖の状態を示しているので、血糖値よりも正確な血糖状態がわかります。
<どうして薬局で測定できるの?>
厚生労働省の調査(2012年)によると、糖尿病が強く疑われる人や「糖尿病予備軍」の人は合わせて2050万人にもなります。高血糖を早期発見して病院を受診することが大切ですが、健康診断を定期的に受診しておらず発見が遅れる人も少なくありません。
「まだ若いから大丈夫だろう」「忙しくて定期的に健診を受けられない」・・・
薬局等での自己採血による簡易検査は、そのような人たちが健診を受ける動機づけになり、生活習慣病の早期発見につなげられるようにと公認されました。
<HbA1c測定の手順>
消毒や採血は測定を希望されるご本人に行っていただきます。
【1】 |
採血前に手指をよく洗い、消毒します。指先をマッサージしておくと採血がしやすくなります。 |
【2】
|
ディスポーサブルタイプの穿刺器具の先を指にあてて採血を行います。 採血量は米粒の半分程度です。 |
【3】 | 専用キャピラリを斜めに傾けて持ち、検体を採取します。 |
【4】 | 検体採取後、1分以内にカートリッジに挿入します。 |
【5】 | カートリッジを測定機にセットし測定を開始します。 |
【6】 | 約6分で測定が完了します。 |
穿刺 | 検体採取 | 本体にセットしている様子 |
※服用薬や既往歴によっては測定を行うサービスを受けられない場合があります。
測定前に服用薬や既往歴を確認させていただいております。抗血栓薬を服用されている方や出血性疾患の既往歴のある方には、止血困難となる可能性があるためサービスの提供を行えない場合があります。
※当検体測定室での測定は、特定健康診査や健康診断等ではありません。
薬局店頭での測定は自分の体に目を向けていただくための契機に過ぎませんので、測定結果にかかわらず、定期的に健診等を受けるようにしましょう。
測定には検査キット代500円(税別)を実費でご負担いただいております。
測定キットの準備に30分程お時間がかかります。測定を希望される方は、あらかじめお電話等でご連絡いただくと、来局時にスムーズに測定が行えます。
お問い合わせ先
平野屋薬局 Tel:0898-32-0255
平野薬局でご相談下さい
「セルフ」といっても、人に頼らず自分で解決することが、「自分の健康は自分で守る」ではありません。誤った自己判断で、逆に健康を害してしまったり、軽症だと思っても実は重大な病気が隠れていることもあります。
ですので、状況に応じて信頼できる専門家に適切なアドバイスを求めることも必要です。
薬剤師や登録販売者は薬だけでなく、病気の対処法やその予防法、健康維持に関する知識や情報を持っています。気軽に相談できる「かかりつけ薬局」を活用することもセルフメディケーションの1つなのです。
平野薬局は、お薬のことはもちろん、調子が悪いときや健康が気になるときに思い出していただけるかかりつけ薬局として、セルフメディケーションにも積極的に対応してまいります。