食欲の秋~バランスの良い食事で元気に~

2024-11-19 08:00 - By 管理栄養士チーム

栄養バランスの良い食事って?


毎月第3火曜日、管理栄養士チームがお届けするブログ、

2回目のテーマは、『栄養バランスの良い食事』です♪




日本食「和食」は、栄養バランスの良い理想的な健康長寿食と言われています。




【栄養バランスの良い食事】


食事の基本は、1日3食 主食、主菜、副菜(汁物)をそろえて食べる!



レシピをご紹介します。


焼き魚  97Kcal


<材料>1人分

・鮭        1尾

・塩、こしょう   少々

・すだち       1/4個

      


① 鮭は塩こしょうをふり、グリルやフライパンで焼く。

② お皿に盛りつけ、すだちを添えてできあがり。                     






秋の味覚味噌汁  64Kcal


<材料>1人分

・里芋     30g

・人参     10g

・ごぼう    15g

・しめじ    20g

・豆腐     20g

・ねぎ     少々

・だし汁    200㏄

・味噌     大さじ1/2(9g)

 

⓵ 里芋は薄切り、人参はいちょう切り、ごぼうはささがき、しめじは小房に分ける。豆腐はさいの目切り、ねぎは小口切りにする。

② 鍋にだし汁、里芋、人参、ごぼう、しめじを入れ、柔らかくなるまで火を通す。豆腐を入れひと煮立させ、火を止め味噌を溶き入れる。

器に盛り、ねぎを散らしてできあがり。





大根と柿の酢物  43Kcal


<材料>1人分

・大根         50g

・柿          30g

・しらす         適量

◎酢   大さじ2/3(10㏄)

◎砂糖   小さじ2/3(2g)

        

 ①大根はいちょう切りにして塩もみ(分量外)、柿もいちょう切りにする。

② ①と◎を和えて器に盛り、しらすを上に飾る。






和食は、理想的な栄養バランスと言われていますが、

カルシウムが少ない、塩分の過剰摂取になりやすいなど問題点もあります。

レシピのポイント

【カルシウム量UP】

◎酢の物にしらすをプラス

カルシウム豊富な牛乳・乳製品(チーズ、ヨーグルトなど)も摂るようにしましょう!

    

【減塩】

 ◎焼き魚は醤油から柑橘類(すだち)へ変更

 ◎汁物は具沢山に

 ◎酢の物は甘酢

ここ10年で塩分摂取量は減少傾向にありますが、目標量からすると男女共に3g程度の減塩が必要です。

和食は、煮物、汁物など塩分の多い調味料の使用が多いため、減塩に気を付けましょう。



平成25年、「和食:日本人の伝統的な食文化」は、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

料理そのものだけではなく、「自然を尊ぶ」日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」と位置付けられ、

『多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重』、『健康的に食生活を支える栄養バランス』、

『自然の美しさや季節の移ろいの表現』、『正月などの年中行事との密接な関わり』

などが特徴とされています。

栄養バランスよく、季節の食材を使用し、彩り豊かに、おもてなしする心が文化として世界に認められた和食。

カルシウム摂取量のUPと減塩も心がけ、

栄養バランスの良い和食をもっと食べましょう!







*管理栄養士による栄養相談受付中です。

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株式会社平野

こんにちは、平野薬局の管理栄養士チームです。 栄養バランスのとれた食事が元気の源! 食事面からみなさまの健康をサポートします。 美味しい情報をお楽しみに。