食に関するお役立ち情報
学校や仕事などで新生活が始まる方もいるのではないでしょうか。
そんな毎日の資源である心と身体は「食べるもの」でできています。
新生活が始まるこの機会に「食べる」ことについて少し考えてみませんか。
健康を維持する食生活のポイント
①3食たべる
食事の時間、起きる時間、寝る時間、運動習慣など、毎日の生活を見直して、3食きちんと食べる意識を持ちましょう。
②朝食をたべる
朝食をたべないと、脳のエネルギーが不足し、集中力が低下してしまいます。
また、空腹感から早食いになったり、昼食や夕食の食べ過ぎにつながり、肥満や生活習慣病の原因にもなります。
今まで食べる習慣がなかった人は、おにぎり1個からでも始めて、朝食を食べる習慣を身につけましょう。
慣れてきたら、おにぎりに味噌汁やフルーツなどをプラスして、徐々にバランスの良い食事にしていきましょう。
③主食・主菜・副菜をそろえる
主食:ごはん、パン、麺類など炭水化物を多く含む料理、体を動かすエネルギーのもとになる。
主菜:肉・魚・卵・大豆製品などたんぱく質を多く含む食材を使った料理、筋肉のもとになる。
副菜:野菜・きのこ類・海藻類などを主に使用した料理、ビタミン・ミネラル・食物繊維を含み、身体のバランスを整えてくれる。
買い物のポイント
・便利なものも活用する
最近は食材の価格も高くなっているため、市販の冷凍野菜もおすすめです。収穫後すぐに急速冷凍しているため豊富に栄養素を含んでいます。
また、カット野菜もいろいろな種類の食材が含まれているため、一人暮らしの方はいくつかの食材を購入するよりも安く、便利に活用できるでしょう。
手軽に利用できる《カット野菜》を使って一人暮らしの方向けに、簡単で栄養バランスの整った1食分のレシピを紹介します☺

カット野菜でとん平焼き 【300kcal】
〈材料〉1人分
・卵 1個
・豚肉 30g
・スライスチーズ 1枚
・カット野菜 100g
・油 小さじ1(4g)
・塩、こしょう 少々
・ソース、マヨネーズ、ネギなど お好みで
〈作り方〉
①フライパンに油をひき、一口大に切った豚肉とカット野菜を入れ、塩、こしょうを振って炒めて、火が通ったら一旦お皿に取り出す。
②卵を溶き、フライパンに流し入れ、スライスチーズ、①を加えて包む。
③お好みのトッピングをかけたら完成。
ポイント
包丁いらずで簡単に、いろいろな食材をとることでできて、一人分の量でも作りやすいかなと思います。
卵で包むのが難しければ焼いた卵をのせるのでもOKです。

ブロッコリーの塩昆布和え 【59kcal】
〈材料〉1人分
・冷凍ブロッコリー 100g
・かにかま 20g
・塩昆布 2g
〈作り方〉
①冷凍ブロッコリーはレンジなどで解凍し、かにかまは食べやすい大きさにほぐす。
②①と塩昆布を和える。
ポイント
調理器具が何もいらない、簡単レシピですが、しっかり野菜はとれるレシピです。
塩昆布があれば簡単に味が決まって便利ですが、塩分の摂りすぎになるため量には気をつけましょう。

簡単味噌汁 【33kcal】
〈材料〉1人分
・即席味噌汁の素 1人分
・しめじ 30g
〈作り方〉
①しめじは石づき(根本のかたい部分)を切り、食べやすい大きさに分ける。
②鍋に味噌汁に必要な量の水としめじを入れて茹で、味噌汁の素を入れたお椀に茹で汁としめじを入れる。
ポイント
即席味噌汁は便利ですが、もうちょっと野菜が欲しい…という時に電気ケトルでお湯を作るのではなく、鍋で野菜やきのこを茹でて、茹で汁ごと活用してみましょう。
その時に、きのこは水から茹でるとうま味成分も一緒にとることができて、さらにおいしい味噌汁になりますよ☺