新生活を始めるあなたへ

2025-03-18 08:00 - By 管理栄養士チーム

食に関するお役立ち情報


だんだんと暖かくなってきて春を感じるようになりましたが、
春といえば、
学校や仕事などで新生活が始まる方もいるのではないでしょうか。


 私たちは毎日、仕事に家事、勉強や趣味など、やらなくてはいけないこと、やりたいことでいっぱいだと思います。
そんな毎日の資源である心と身体は「食べるもの」でできています。
新生活が始まるこの機会に「食べる」ことについて少し考えてみませんか。




健康を維持する食生活のポイント

①3食たべる
 食事の時間、起きる時間、寝る時間、運動習慣など、毎日の生活を見直して、3食きちんと食べる意識を持ちましょう。

②朝食をたべる
 朝食をたべないと、脳のエネルギーが不足し、集中力が低下してしまいます。
 また、空腹感から早食いになったり、昼食や夕食の食べ過ぎにつながり、肥満や生活習慣病の原因にもなります。
 今まで食べる習慣がなかった人は、おにぎり1個からでも始めて、朝食を食べる習慣を身につけましょう。
 慣れてきたら、おにぎりに味噌汁やフルーツなどをプラスして、徐々にバランスの良い食事にしていきましょう。

③主食・主菜・副菜をそろえる
 主食:ごはん、パン、麺類など炭水化物を多く含む料理、体を動かすエネルギーのもとになる。
 主菜:肉・魚・卵・大豆製品などたんぱく質を多く含む食材を使った料理、筋肉のもとになる。
 副菜:野菜・きのこ類・海藻類などを主に使用した料理、ビタミン・ミネラル・食物繊維を含み、身体のバランスを整えてくれる。

 これらを組み合わせることを意識すると、栄養面だけでなく、見た目もバランスのよい食事に近づきます。



買い物のポイント

・便利なものも活用する
 最近は食材の価格も高くなっているため、市販の冷凍野菜もおすすめです。収穫後すぐに急速冷凍しているため豊富に栄養素を含んでいます。
 また、カット野菜もいろいろな種類の食材が含まれているため、一人暮らしの方はいくつかの食材を購入するよりも安く、便利に活用できるでしょう。

 
 買い物から帰ってきたらなるべく早く、買ったものを売り場で置かれていた状態を参考に保存しましょう。




手軽に利用できる《カット野菜》を使って一人暮らしの方向けに、簡単で栄養バランスの整った1食分のレシピを紹介します☺




カット野菜でとん平焼き 【300kcal】

〈材料〉1人分
・卵 1個
・豚肉 30g
・スライスチーズ 1枚
・カット野菜 100g
・油 小さじ1(4g)
・塩、こしょう 少々
・ソース、マヨネーズ、ネギなど お好みで





〈作り方〉
①フライパンに油をひき、一口大に切った豚肉とカット野菜を入れ、塩、こしょうを振って炒めて、火が通ったら一旦お皿に取り出す。
②卵を溶き、フライパンに流し入れ、スライスチーズ、①を加えて包む。
③お好みのトッピングをかけたら完成。


ポイント
包丁いらずで簡単に、いろいろな食材をとることでできて、一人分の量でも作りやすいかなと思います。
卵で包むのが難しければ焼いた卵をのせるのでもOKです。


ブロッコリーの塩昆布和え 【59kcal】

〈材料〉1人分
・冷凍ブロッコリー 100g
・かにかま 20g
・塩昆布 2g



〈作り方〉
①冷凍ブロッコリーはレンジなどで解凍し、かにかまは食べやすい大きさにほぐす。
②①と塩昆布を和える。


ポイント
調理器具が何もいらない、簡単レシピですが、しっかり野菜はとれるレシピです。
塩昆布があれば簡単に味が決まって便利ですが、塩分の摂りすぎになるため量には気をつけましょう。



簡単味噌汁 【33kcal】

〈材料〉1人分
・即席味噌汁の素 1人分
・しめじ 30g



〈作り方〉
①しめじは石づき(根本のかたい部分)を切り、食べやすい大きさに分ける。
②鍋に味噌汁に必要な量の水としめじを入れて茹で、味噌汁の素を入れたお椀に茹で汁としめじを入れる。




ポイント
即席味噌汁は便利ですが、もうちょっと野菜が欲しい…という時に電気ケトルでお湯を作るのではなく、鍋で野菜やきのこを茹でて、茹で汁ごと活用してみましょう。

その時に、きのこは水から茹でるとうま味成分も一緒にとることができて、さらにおいしい味噌汁になりますよ☺









管理栄養士チーム

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株式会社平野

こんにちは、平野薬局の管理栄養士チームです。 栄養バランスのとれた食事が元気の源! 食事面からみなさまの健康をサポートします。 美味しい情報をお楽しみに。