たけのこが美味しい季節となりました。
たけのこは成長がはやいため、生のたけのこを楽しめるのは限られた期間となっています。
旬の時期は栄養価も高く、おいしく食べられます。
春の訪れを感じるたけのこを食べてみませんか。
おいしいたけのこの選び方
・穂先はなるべく黄色っぽいものを選ぶ。
・根本の切り口は白くみずみずしいものを選ぶ。
・皮が薄茶色のものを選ぶ。
下処理方法
★たけのこを手に入れたらその日のうちにあく抜きをして下処理をすることが鮮度や美味しさを保つためには大切です。
①たけのこの根本、穂先の固い部分は切り落とす。内側の皮は残して、周囲の固い皮をむく。
②たけのこを縦半分、または4つ切りにする。
③たけのこを鍋に入れ、たけのこが浸かるくらいの米のとぎ汁を入れる。
(生米(無洗米でない)と同量の水でも代用できます。)
⑤竹串などで刺してみて柔らかくなっていれば、火を止めて粗熱を取る。
⑥冷めたら水で洗い、残りの皮をむく。
保存方法
*冷蔵保存(4~5日)
下処理したたけのこが浸かる程の水を一緒に保存容器に入れ、密閉して冷蔵庫で保存する。
※雑菌の繁殖を抑えるために水は毎日入れ替えましょう。
*冷凍保存
①下処理したたけのこを食べやすい・調理しやすい大きさに切り、キッチンペーパーなどでしっかりと水分を取り除き、保存袋に入れる。
②大さじ1の砂糖をたけのこ300gに対して加え、全体にまぶしておく。
③空気を抜いて密閉し、冷凍庫で保存する。

たけのこの味噌マヨ和え 66kcal
〈材料〉1人分
・たけのこ 50g
・味噌 小さじ2(12g)
・マヨネーズ 小さじ1(6g)
・砂糖 小さじ1/3(1g)
・青のり 少々
〈作り方〉
①たけのこは縦に薄切りにし、下茹でして粗熱を取る。
②調味料と青のりをよく混ぜ、①を加えて和える。
★このレシピのポイント
・先の方の「穂先」と呼ばれる部分を使用するのがおすすめです。
縦に切ったり、四つ割りにするとよいでしょう。
やわらかい部分ですが、少しアクが強いです。
和え物以外にも、酢物や炊き込みご飯にしてもおいしいですよ♪

たけのこの焼春巻風 100kcal
〈材料〉1人分
・ぎょうざの皮(大) 2枚
・たけのこ 20g
・ベーコン 2枚
・アスパラ 1本
・黒こしょう 少々
・油 小さじ1(4g)
〈作り方〉
①たけのこは縦に薄く切り3等分、アスパラはベーコンの長さに合わせて切り、縦半分にも切る。

②ぎょうざの皮の上で①を中央に並べ、黒こしょうを振って、両端に水を少し塗って包む。
③フライパンに油をひき、②の両面を焦げ目がつくまで弱火でじっくりと焼く。
★このレシピのポイント
・中央部を使用するのがおすすめです。
適度に柔らかく、程良い歯ごたえのある部分です。
煮物や炊き込みごはんはもちろん、和え物、焼き物、天ぷらなど様々な料理に合います。
食感を楽しむために、いちょう切りや短冊切り、乱切りなどの切り方がおすすめです。

たけのこのチーズ焼き 116kcal
〈材料〉1人分
・たけのこ 100g
・スナップエンドウ 20g
・焼肉のたれ 大さじ1(約18g)
・油 小さじ1(4g)
・ピザ用チーズ 20g
〈作り方〉
①たけのこは薄く輪切り、スナップエンドウは斜め半分に切る。
②フライパンに油をひき、①を炒める。焼き色がついてきたら焼肉のたれを加えて絡める。
③チーズを加え、蓋をして少し置き、チーズが溶けたら完成。
★このレシピのポイント
・繊維が多くてかたい、根元に近い部分を使用するのがおすすめです。
たけのこらしい味わいが楽しめるため、繊維を切るように、薄い輪切りや千切り、細切り、さいの目切りなど切り方を工夫してみましょう。
煮物、炒め物、揚げ物に向いています。
・オーブントースターなどでチーズを溶かす方法でも焦げ目がついておいしく食べられます♪