大阪で開催されたセミナーに参加しました☆
平野薬局のDX推進に提携いただいている株式会社関西の青山敬三郎氏もセミナー講師として登壇され、
自社の立ち位置を知り、他の企業さんとの交流も図れる機会となりました。

テーマ:ZOHO CRMを用いたマーケティング戦略
※Zoho CRM:クラウドベースの顧客関係管理(CRM)ソフトウェアのこと
一律のサービスや情報を提供するのではなく、
お客様のニーズや特性に応じて、パーソナライズされたアプローチをすることが重要であり、
そのための顧客管理システムや分析ツールが必要になります。
平野薬局では2016年から業務改善アプリKintoneを導入していましたが、
2020年から部分的にZOHOを導入し、2024年に全社員向けに完全移行しました。
今回のZOHO CRMも既に運用を開始しているため、セミナーの途中、実際のユーザーの声を聴かせて欲しいということで、急遽登壇して、
会社での導入の経緯や運用状況をお話させていただきました。

平野薬局の場合、業務の効率化のためはもちろん、「人材育成」のためのツールとして導入しました。
「ITを使いこなせるような人の育成」というよりは、言い方を変えると
「何事にも挑戦して、失敗を乗り越えていけるような人を育成」することが目的です。
そういった“人の成長のための投資”と思えば、
月額料金もリーズナブルと思います。
とはいえ、新しい取り組みには失敗がつきものです。人は誰でも変化を嫌がるので、社内の混乱や抵抗は必ず生じます。
便利といわれてもなかなか受け入れられず、苦手意識が先行して使いたがらない人も平野薬局にも少なからずありました。
そして、やったことがないことをすると大抵は失敗します。失敗をデータとして蓄積し、乗り越えて初めて力になるのです。
失敗は成功するために必要なステップであり、失敗を避けると人も会社も成長できなくなります。
少しでもスムーズに進めていくためのコツは“得意な人と一緒にやる”ことです。
それが外部パートナーの青山さんの存在であったり、
平野薬局の場合は特に若い人に任せることで、とてもよい成果につながっています。
そのままパネルディスカッションにも参加させていただきました。
私はむしろITには疎い方なので、専門的なお話はできませんでしたが、普段とは違った視点で参加者のみなさんには新鮮だったようです。
今回の会場は大阪駅直結の会場でしたが、大阪駅周辺は私の学生時代の頃とはガラリと雰囲気も変わり、大変貌を遂げていました。
非日常の体験や人との交流は刺激となり、必ず成長につながります。
これから大阪万博も開催されるので、2025年はそのような外部体験の機会をたくさんの社員さんに経験してもらいたいと思っています。