事業継続力強化計画
近年、大規模な地震や台風などの自然災害が全国各地で多発しているのに加え、今般の新型コロナウイルス感染症など、自然災害以外のリスクも顕在化しています。
大規模災害時においても、薬局は医療機関と同様に開局が求められる施設です。
いかなる状況下においても薬局業務を継続できる体制を確保していけるように、2020年12月に「事業継続力強化計画」の認定を取得しました。
これは中小企業が策定した防災・減災の事前対策に関する計画を経済産業大臣が認定する制度です。認定を受けた中小企業は、税制措置や金融支援、補助金の加点などの支援策が受けられます。
自然災害はいつ発生するかわからず、災害規模に上限はありません。
実際に大規模な災害が起こった時、具体的な行動が取れるかどうかは日頃から訓練や体験をどれほどしているかにかかっています。
災害への備えは「もしも」から「いつも」へ。
かけがえのない命を守るため、社員みんなが防災に関する意識を高めて習慣づけられるように取り組んでいきます。
非常時における医薬品の供給体制について
災害や新興感染症発生等の非常時には社内BCPに基づき対策本部を設置し、行政機関や地域の医療機関、薬局、薬剤師会などと連携して医薬品の供給や地域の衛生管理に係る対応等を行います。
現在も保健所や医療機関からの依頼による新型コロナウイルス感染で自宅療養をされている方への医薬品の配送や、新型コロナウイルス治療薬の備蓄にも取り組んでいます。