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メッセージ

地域のかかりつけ薬局をめざして・・・

 1980年3月、今治地域で先駆けとなった調剤専門薬局を開局しました。全国の医薬分業率は6%台だったと記憶しています。医師が医学的知見に基づいて薬を処方し、薬剤師が薬学的視点から監査し、調剤して、服薬指導する~世界では、当たり前であった医薬分業、わが国でも今では70%近くに達し、薬は薬局でもらうことが当たり前になった感がします。処方薬の市場は6兆6千億円余、薬局調剤医療費は医療費全体の2割近くを占めるようになりました。全国に何百店舗も展開する調剤薬局チェーンが株式を上場したり、大手スーパーが調剤部門に進出したり、ネット業者が処方薬のネット販売を認めるよう、裁判所に訴訟を起したりする事態にいたっています。本来の医薬分業のあり方、薬局の存在そのものが問われています。利益第一で安全性を無視した競争原理優先の事態でいいのか?と思います。

 薬剤師法にいう『調剤、医薬品の供給、その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする』の原点を追求して、「街の健康ステーション」としての薬局、地域住民の皆さまに「かかりつけ薬局」として選んでいただけるように新たな薬局像が求められています。

 人口減・少子高齢化が急速に進む今治にあって、地域密着をこれまで以上に徹底し、保険調剤とヘルスケアで地域の皆様の生活の質~生命の質に貢献できる活動を展開することで、今治の多くの市民の皆さまに実際にお役に立ち、その結果、ファンになっていただける薬局像をめざしたいと願っています。